皆さんは日ごろ運動不足解消のためにしていることはありますか?
ジムに通ったりアウトドアスポーツを楽しんだりと様々な解消法がありますよね。
その中でも手軽に且ついつでも運動不足を解消できるのはルームランナーです。
ジムに設置されているイメージが強いですが、家庭用のルームランナーも存在します。
それほど身近な存在になったルームランナーですが、使った後に酔ったような感覚に陥ったことはないでしょうか。
自分の体がおかしくなってしまったのではなく、ルームランナーで酔うというのはあり得る話です。
では何故ルームランナーで酔うのか。
またその対策法を見ていきましょう。
ルームランナーで酔う原因は?
そもそもルームランナーを使うといつ酔うことが多いのでしょうか。
多くの方は「降りた直後」と言います。
これは何故でしょうか。
理由としては三半規管が正常に働いていないことが挙げられます。
ルームランナーで走っているとき、自分は前へ進もうとしているのですが周りの景色が変わらないことが三半規管を混乱させてしまう原因です。
この三半規管の混乱からくる酔いは時間が経てば治まります。
しかし時間が経ってもなかなか酔いが治まらないことがあります。
ルームランナーで酔いやすい人の特徴3選!
実はルームランナーで酔いやすい人の特徴があります。
誰彼構わず酔うというのではなくある一定の条件を満たしてしまうと酔いやすくなってしまうのです。
つまりこの特徴さえなくしてしまえばルームランナーで酔う可能性を下げることができます。
100%酔わないわけではなく、酔いのパワーを抑えられるくらいの感覚でいた方が良いですね!
ルームランナーで酔いやすい人の特徴①自律神経が乱れている
つまり交感神経と副交感神経のバランスが取れていない人になります。
この2つのバランスが崩れるとめまいやふらつき、三半規管に悪影響を及ぼすことがあります。
そのためルームランナーで酔いやすいのです。
乗り物酔いするのもこの原理です。
ルームランナーで酔いやすい人の特徴②貧血
鉄分が不足して貧血状態の人はめまいやふらつきの症状が出やすくなりルームランナーで酔ってしまいます。
貧血状態で運動するとめまいがするのと同じことですね。
貧血状態で運動すると酸素がうまく供給されず酸欠になります。
その酸欠により三半規管に乱れが生じてしまうので貧血状態でルームランナーを使用するのは避けた方が良いですね。
ルームランナーで酔いやすい人の特徴③血流が悪い
これは個人差があり血流が異常に悪い人はルームランナーを使うことを避けた方が良いです。
これも貧血と同じ原理で血流が悪いと酸欠になりやすく三半規管が乱れやすくなります。
またルームランナーは有酸素運動になるので沢山の酸素を使用します。
貧血状態よりも酷くめまいやふらつき、最悪吐き気が襲ってくることもあります。
ルームランナーで酔わないための対策3選!
ではどうすればルームランナーで酔うことが無くなるのでしょうか。
貧血や血流が悪いなど原因がはっきり自分で分かっている場合はそれを改善するだけで大丈夫ですが、「なんで酔ったかわからない」方が大多数です。
原因が自分でもわからない以上改善の使用が無いように思えますがきちんと対策すれば酔うことが少なくなります。
ではその対策を見ていきましょう。
ルームランナーで酔わないための対策①徐々に速度を落とす
先ほども述べたように酔う原因は三半規管の乱れです。
三半規管を乱れさせずに正常に動かすためには一気に止まらず徐々に速度を落としていく方法があります。
速度の落とし方の目安としては最終的にゆっくり歩く速度まで緩やかに落としていくイメージです。
普通に外で散歩をしている速度まで落とせば三半規管の乱れは目立ちません。
ルームランナーで酔わないための対策②傾斜をつける
これはルームランナーの機能に依存するのですが、傾斜をつけるのも1つの手です。
酔う原因として三半規管の乱れともう1つ微妙な原因として上下動が大きいというのもあります。
そのため3%程坂道のように傾斜をつけ走ると上下動を少なくすることができます。
ちなみに傾斜3%というのは外で走るのと同じくらいの負荷がかかるといわれています。
ルームランナーで酔わないための対策③自律神経を整える
事前にできる対策としては自律神経をが整った状態でルームランナーを使いましょう。
これは誰でも簡単にできる方法なのでまずはこれを実践してみてください。
具体的には、
- 規則正しい生活をする
- 栄養バランスの取れた食事をする
- 健康的な睡眠を心掛ける
などです。
自分の体にとって良い生活をしていると三半規管の乱れも無くなり、ルームランナーで酔うことは無くなります。
ルームランナーで酔う!原因から酔わない方法と対策をチェックまとめ
ルームランナーで酔ってしまう原因は三半規管の乱れです。
また酔いやすい人の特徴として
- 自律神経が乱れている
- 貧血
- 血流が悪い
が挙げられます。
また酔わないための対策としては
- 速度を徐々に落としていく
- 傾斜をつける
- 自律神経を整える
が挙げられます。
ルームランナーで走る際に少しの工夫で酔うことは無くなります。
また日ごろの生活習慣が悪いという方はまず生活習慣から直していきましょう!