「君の名は」に続き大ヒットとなった「天気の子」ですが実は作中に犯罪行為がいくつかあることが気になった方も多いと思います。
一見感動する映画のように見えますが思いっきり犯罪になるような行為を主人公はしているシーンが多々見られます。
では「天気の子」の作中に出てくる犯罪行為についてみていきます。
「天気の子」は犯罪のオンパレード?
映画製作においてその映画が与える世間への影響は考えるべき点です。
たばこをやめるよう世間の風潮があればたばこの描写を控えたり、海外ではたばこではなく飴をなめているようなキャラにわざわざ変更されているアニメだってあります。
しかし「天気の子」では平然と犯罪行為が行われています。
では作中で行われていた犯罪行為についてみていきます。
銃刀法3条違反
作中で主人公が銃を拾いましたがそれをすぐに警察に届け出ずお守りとして持っていました。
実は銃をすぐに警察に届け出ず隠し持っておくことは銃刀法3条を違反していることになります。
どんな理由であれ凶器になりうるものを拾ったときはすぐさま警察に渡すということが常です。
今後のために持っておこうという主人公の考えは現実世界では本当に危ない発想ですよね…。
殺人未遂罪
主人公が銃を拾った際にお守りとして持っていましたが最終的には発砲してしまいます。
幸い当たらず大事には至りませんでしたが殺意を持って銃を発砲したとなれば殺人未遂罪で逮捕されます。
また当たってしまい命を奪ったようであれば殺人罪で逮捕されます。
どちらにせよ発砲したことで罪に問われてしまいます。
作中では主人公は銃をおもちゃだと勘違いしており故意に所持していたわけではないと認められたので逮捕まではいきませんでした。
公務執行妨害
銃を持っていたことで主人公は一度警察に保護され刑務所に入れられてしまいます。
しかし主人公はその後刑務所から抜け出し逃げてしまいます。
この行為が公務執行妨害に当たるということですね。
刑務所から逃げ出して取り押さえられている映像を見たことがある方はわかると思いますが再送された場合さらに罪は重くなってしまいます。
作中では年齢が考慮されて見送られていますが完全に犯罪です。
鉄道営業法37条違反
作中で夏美から借りたバイクを乗っている主人公がそのバイクから降りて線路を走っています。
これも立派な犯罪行為です。
鉄道営業法という法律に違反しています。
綺麗ごとで処理されていますが現実世界であれば逮捕案件ですね…。
道路交通法22条違反
言い方を変えるとスピード違反です。
これは主人公ではなく夏美の違反行為になります。
後ろに帆高が乗っており警察に追われている状況で一般車を次々追い抜いていきます。
正確なスピードはわかりませんがかなりのスピードが出ていましたので違反しているのではないかと考えられます。
建造物侵入罪
作中で帆高と陽菜がスカウトマンから逃げて廃ビルで身を隠すシーンがありました。
このシーンも犯罪行為になりかねないです。
この廃ビルが誰かの手によって管理されているのであれば違法行為ですね。
しかしビルの状態を見るととても管理されているようには見えません。
事実上人が管理している住居等に侵入することは違法ですが、ギリギリセーフといった感じでしょうか。。
天気の子は犯罪のオンパレード!本当に違法になるのか調査してみたまとめ
こうしてみるとかなりの違反行為を犯しています。
映画の中なので逮捕にはなっていませんが現実世界でやると思いっきりアウトな行為も沢山あります。
また作中の行為について条件が違えば違反行為にはならないようなものをあります。
あくまで映画の中でこういう条件だろうと判断した場合での犯罪行為なので、ピックアップしたものから犯罪ではない行為がいくつかあるかもしれません。
しかし違法行為になりかねない行為は作中で多数だしていますが…これも東京の「悪」を分かりやすく表現しているのかもしれませんね。